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〜教育・ミニマリスト・幸福論〜

転職・退職をはばむ3つの壁

こんにちは。

 

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yumehadextukaku.hatenablog.com

を公開したところ、かなり多くの人に見てもらえました。

これは、多くの人が転職や退職に興味関心がある、または今なお転職や退職に向けてもがいているということだと思います。

 

ですので、今回は、転職・退職をはばむ3つの壁について書いていきたいと思います。

それでは行きましょう!!

 

1 将来への漠然とした不安 【お金のこと】

まずは、将来への不安です。今の職業を辞めたらお給料はなくなる。お給料がないなら、生きていけない。もう終わりだ・・・。

こういう考えになると思います。本当にそうでしょうか。

将来の不安で一番きついのは、お金の不安です。皆さん、どれくらいあればお金の不安はなくなるのか計算してみたことはあるでしょうか。どれくらいあればOKで、どれくらいあれば不安になるのか。

学生時代、多くの人はあまりお金が無かったと思います。今よりも全然お金がなかったと思います。でも、それなりに友人がいて、それなりにバイトして・・・餓死した人はいたでしょうか。

お金よりも重要なことは、居場所です。(※私的には)

ご結婚されている人は、夫婦で話し合えばいい。体調が思わしくなかったら仕事を軽くしてもらう。業種は変えずに職場を変えてみる。体調不良になっているパートナーを見て、ちゃんと働けなんていう人とはさっさと別れたほうがいい。

独身の方は居場所を見つけに転職してもいい。土地や人の出会いが人生を変える。

自分にあったお金の計算と居場所の確保。それができれば、無理して働く必要はないと思います。(そういう考えに至るのに3年かかりました・・・。)

 

2 転職・退職を止めてくれる人への感謝

転職・退職をしたくてもなかなかできない人というのは、自分を責める人が多いと思います。

私もたくさんの人に退職をとめてもらいました。中には、カウンセリングの場を提供してくれる人もいました。本当に有り難いし、感謝しています。それだけ、私のことを思ってくれていたのだと思います。しかし、今はこの感謝は置いておきましょう。

 

私が言いたいのは、転・退職を止めてくれる人が、自分を幸せにしてくれるわけではないということです。転職・退職を止めてくれる人は、マイナスをプラスに変えてくれる人ではありません。マイナスをゼロに変えてくれる人です。支えてはくれますが、重すぎるとその人も支えられなくなります。ある意味、止めてくれる人がいるということは、まだ私自身が他人から見たら元気な状態なわけです。

でも、仕事がつらいと思う状況がもっと続けば、きっと支えてくれてた人も身を引いていきます。

 

自分を必要としてくれる人はその職場じゃなくてもたくさんいます。これは退職した今だからわかります。さらに自分の適性がその職場にあっていれば、もっと必要としてくれる人は増えるし、もっと自分の力も発揮できます。

止めてくれることは本当に有り難い。でも止めてくれた人が私たちの人生を幸せにしてくれるわけじゃないということを心に留めておいてほしいです。

 

3 これまでやってきたことへのもったいなさ

私は10年以上、その業種に関わってきました。そこそこ業界の知識もついたし、そこそこ仕事もできるようになりました。

だからこそ、なかなか辞めることができなかったとも言えます。いい意味でも悪い意味でもしっかりその仕事が板についてきたということです。

ようやく一人前になったんだから・・・キャリアとして認められたんだから・・・

 

なかなか辞められませんでした。辞めることをもったいないと思ってしまったのです。

辞めたら今までのキャリアがなくなってしまう。辞めたらここまでの積み重ねが無駄になってしまう・・・。

 

でも、転職・退職しても

・縁が切れるわけではありません

・今まで縁のあった人は連絡を取ろうと思えば取れます

・キャリアが消失するわけではありません 

 

それよりも、毎日出社するとき、頭が痛い、お腹が痛い、ベッドから起き上がれない、を解決するほうが先です。

道は一本ではありません。

今この瞬間にも枝分かれした道を自分で切っている場合もあります。

これから転職・退職を考えている人は、この3つの壁を意識してもらえると嬉しいです。

それでは。