JOmonjin

〜教育・ミニマリスト・幸福論〜

若者の自死についての私なりの考えや思い

自死の理由は、当人しかわからない。

当人もわからないことも多いらしい。

 

自死はよくないとかそういう問題じゃない。

理由もなく死を選んでしまうことは、視野が狭いとか言う人もいるけど

そういう問題でもない、と思う。

 

社会構造がだめだとか、自死に追い込む環境が悪いとかいう人もいるけど

そういう問題でもない、と思う。

 

自死は文字通り自分で選んでいる。

追い詰められてるわけでもないのに死を選んでしまう。

 

でも、最近なんかその気持ちわからなくはないんだな。

いや、自死を選んだ人の気持ちがわかるとは言わないし、言えない。

だって自分は生きてるし。

 

でも、なんかわかる。

生きにくいよね。今の世の中。

 

なんでこんなに悩んでるんだろう。なんでこんなにだるいんだろう

よしとされる基準がありすぎて、どれを選択すればいいのかわかんない。

わかんないからめんどい。

また選ばなきゃならないこと増えてきた。

 

この人と仲良くすることも選択

この勉強をするのかどうかも選択

大学?専門?就職?

この会社?この会社?それともこの会社かな?

この仕事あってるかな?もっといい仕事あるのかな?

 

全部選択、全部競争、全部評価対象

 

自分の軸なんてそもそもまだ若者だから持ってなくて当たり前

悩んで当たり前

正解なんてない。

 

でも疲れるよね、選択。

こっちがいいかなって思っても、こっちを選択したら誰かになにか言われるかもしれない。

こっちを選んだら自分が苦しむかもな、とか思ったり。

 

疲れたら信頼できる人に相談しろとか言うけど、怖いよね。

なにか言ったら「気にすんな」とか言われそうだし…。

 

「生きる価値があなたにはある」そんな言葉は、多分頭の上を通り過ぎて行くだけ。そんなの自分ではわからない。

 

私から言いたいこと

それは、辛くなったらぼーっとする

辛くなったら温泉に行く お風呂に入る

辛くなったら無理にベッドから降りない。布団に入ったままにする

辛くなったら自分に向かって「悲しいね」っていう。

辛くなったら自分に向かって「辛いね」っていう。

辛くなったら自分に向かって「寂しいね」っていう。

 

人生は長いから、ここで辛くなっちゃうのは当たり前。

辛くない人生はこの世に一つもない。

 

今の自分の気持ちを自分で受け入れること

悲しい、辛い、寂しい

声に出してみて。

 

自分の気持ちが芽生えるまで、待たせてみて。決して無理に気持ちを作ってはだめ。

待つ。自分を待ってあげる。それも自分に対する優しさ。

 

少しでも悩んでいる人に届くことを願って。